プロジェクト概要

候補遺伝子内に存在するSNPタイピングを行い、抗がん剤の副作用を規定する遺伝子・遺伝子多型の同定を目的として、単剤による術前化学療法が行われた乳癌の患者を対象に約3,000カ所のSNPのジェノタイピングを行った。

対象患者(各プロジェクト共通)

抗がん剤の投与方法・量

プロジェクト 投与方法・量
乳がん:Paclitaxel パクリタキセル 80mg/m2の週1回、12回投与(3ヶ月)
乳がん:Docetaxel ドセタキセル 90mg/m2の3週毎、4回投与(3ヶ月)
乳がん:Epirubicin エピルビシン 75mg/m2の3週毎、4回投与(3ヶ月)

副作用について

副作用の評価にはNCI-CTC (National Cancer Institute - Common Toxicity Criteria) のグレードを用いた。
原則的には副作用のグレードが1〜4の場合を「副作用あり」、グレード0の場合を「副作用なし」とした。

SNPの選定・タイピングの方法(各プロジェクト共通)

候補遺伝子として薬物動態・DNA損傷修復・アポトーシス・細胞周期制御・血管新生・炎症関連遺伝子を計512個選定し、その遺伝子が存在するゲノム領域に存在するSNP約3,000個のタイピングを行った。タイピング方法はInvader法を用いた。タイピングの結果、Invader法によるタイピングが困難なSNPやHardy-Weinberg平衡を満たさないSNPについては解析の対象から除外した。


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